南九州市議会 2020-02-18 02月18日-01号
庁舎建設整備基金は,南九州市庁舎の在り方市民検討委員会が平成25年に出した答申をもとに令和10年,当時で言えば平成40年,庁舎完成を前提にほぼ毎年1億ずつ積み立てられてきました。一方で,令和元年9月4日本会議にて,満留議員の一般質問に対する答弁として,執行部は庁舎建設について合併推進債等財源の確保が見込める段階で基本構想の策定に取り組むという方針を示されました。
庁舎建設整備基金は,南九州市庁舎の在り方市民検討委員会が平成25年に出した答申をもとに令和10年,当時で言えば平成40年,庁舎完成を前提にほぼ毎年1億ずつ積み立てられてきました。一方で,令和元年9月4日本会議にて,満留議員の一般質問に対する答弁として,執行部は庁舎建設について合併推進債等財源の確保が見込める段階で基本構想の策定に取り組むという方針を示されました。
本市の庁舎建設につきましては,平成25年3月の,庁舎の在り方市民検討委員会よりいただいた提言書に基づき,令和10年度の新庁舎完成を目指し,また,組織の効率化,スリム化を推進するため,現在の総合支所と一部分庁といった複合方式をできる限り本庁方式へと移行しながら進めていくこととしております。
この問題を解決し,将来的にどのような庁舎のあり方が望ましいのかを市民目線で検討していただくため,平成24年7月に民間委員15人による南九州市庁舎の在り方市民検討委員会を設置し,また,平成29年8月には,民間委員16人による南九州市庁舎建設等市民検討委員会を設置し,慎重な審議を重ね,提言をいただいたところでございます。
南九州市は,合併協議で,建設場所や財政事情などから,現庁舎の既存施設の有効活用を図り,当分の間は新庁舎を建設しないとして調整をしましたが,平成24年度に開催した南九州市庁舎の在り方市民検討委員会からは,当時の庁舎の状況と今後の活用見込み,行政組織の再編や職員数の将来推移等を踏まえ,10年から20年後をめどに新庁舎を建設する,本庁方式へ移行していくなどの提言をいただいたところでございます。
また,新庁舎を建設する方向で準備を進めるようとの南九州市庁舎の在り方市民検討委員会の提言もあり,現庁舎の対応年数,財源面及び市民の理解・コンセンサスを得るため期間等を考慮した結果,15年後の平成40年度の新庁舎完成を目標に毎年1億円以上をめどに,庁舎建設基金の積み立てを目指すこととしております。
本案は,庁舎の在り方市民検討委員会の提言を受けて,15年後の新庁舎建物完成を目指すとの方針のもとに,その財源を確保し,庁舎建設を円滑に行うための基金を設置しようとするものであります。
私は議長選立候補のときも述べましたが,さらなる行政改革,市庁舎の在り方市民検討委員会の提言,それから,本日答申が出ましたけれども,頴娃地区中学校再編検討委員会の答申も出ています。議会としてもしっかりと議論を重ねる必要があると思っているところです。それから,南九州市議会基本条例についても発委第1号で決定をしております。議会はより市民に開かれた,市民に身近な活動ができればと願っています。
◎総務部長(上野勝郎) 地域の特性ということで,庁舎の在り方市民検討委員会の提言の中にも地域の特性を生かした振興を図れというような提言がございましたので,それに対する市の対策と方向性といたしましては,現在それぞれの地域が独自のイベントを開催したり,観光ルートの開発,それから,新たな特産品の開発など,地域の活性化にそれぞれ地域が取り組んでいるところでございます。
南九州市庁舎在り方市民検討委員会が公募され,7月18日立ち上がりました。その資料には,「合併協議会は,新庁舎は当分の間建設しないこととするとした協定を結びました」とあります。しかし,南薩三町任意合併協議会住民説明会の資料は,「新庁舎は建設しません」として記載され,南薩三町合併協議会住民説明会資料では庁舎のことについては何も記載されていません。
庁舎のあり方につきましては,民間の代表者等で組織する庁舎の在り方市民検討委員会を新たに設置し,将来に向けての庁舎のあり方の方向性や南部出張所廃止後の活用方法等について検討を進めてまいります。 また,本市の防災対策の中枢となる庁舎の耐震補強等を年次的に実施していくため,耐震補強設計や実施設計等を進めてまいります。